2014年11月14日金曜日

モナレコードのおいしいおんがく~BEST and FINAL~ DISC2

<DISC 2>
1.HARCO with FRIENDS「mona records five years」
モナの5周年の際に「何か残ることがやりたい!」と考えて、日頃お世話になっているHARCOに曲を書いてくれと頼んだところ二つ返事で引き受けてくれて出来上がったのがこの曲です。メンバークレジットはCDのブックレットをご覧いただきたいのですが、とにかく豪華メンツで頼んだこちらが恐縮するぐらいでした。HARCOのモナに絡めた歌詞はニヤリとさせられるし、個性あふれるボーカル陣のスキルは鳥肌モノだし、周りを固めるバックバンドのグルーヴは最高だし、なんで当時コレを音源化しなかったんだろうと今になって後悔してますが、無事にこのコンピに収録できてよかったと思ってます。ちなみにこのPVで僕がマスクをしているのは収録当日にインフルエンザだったからです。





西日射すブラインド
耳へと飛び込むグッドタイムミュージック  
まるで今 旅立ちの時のよう 
できたてのホイップを誰かが指でつまむ頃 
ゆっくりと入れ替わる 昼と夜がそっと 

モノポリーをひっくり返したら 
すべての場所は誰かのものじゃない 

今も好きな歌を初めて聴いたのは そう、モナレコード 
いつのまにか口ずさんでた 今日の朝も 
胸の奥でずっと回り続ける 終わらないレコード 
目を開ければ君が歌う あの日のままで 

時間泥棒を捕まえたら 
すべてのときは架空のものじゃない 

遅れて来てもいいよ 
今日の待ち合わせは そう、モナレコード 
迷ったならタルトの香りを探して 
コーヒーが来るまで回り続ける 大好きなレコード 
振り返ればみんながいる あの日のままで 

mona records 5 years...
耳へと飛び込むグッドタイムミュージック 
まるで今 旅立ちの時のよう
できたてのホイップを誰かが指でつまむ頃
ゆっくりと入れ替わる 昼と夜がそっと

モノポリーをひっくり返したら
すべての場所は誰かのものじゃない

今も好きな歌を初めて聴いたのは そう、モナレコード
いつのまにか口ずさんでた 今日の朝も
胸の奥でずっと回り続ける 終わらないレコード
目を開ければ君が歌う あの日のままで

時間泥棒を捕まえたら
すべてのときは架空のものじゃない

遅れて来てもいいよ
今日の待ち合わせは そう、モナレコード
迷ったならタルトの香りを探して
コーヒーが来るまで回り続ける 大好きなレコード
振り返ればみんながいる あの日のままで
mona records 5 years...

耳へと飛び込むグッドタイムミュージック 
まるで今 旅立ちの時のよう
できたてのホイップを誰かが指でつまむ頃
ゆっくりと入れ替わる 昼と夜がそっと

モノポリーをひっくり返したら
すべての場所は誰かのものじゃない
今も好きな歌を初めて聴いたのは そう、モナレコード
いつのまにか口ずさんでた 今日の朝も
胸の奥でずっと回り続ける 終わらないレコード

目を開ければ君が歌う あの日のままで
時間泥棒を捕まえたら
すべてのときは架空のものじゃない
遅れて来てもいいよ

今日の待ち合わせは そう、モナレコード
迷ったならタルトの香りを探して
コーヒーが来るまで回り続ける 大好きなレコード
振り返ればみんながいる あの日のままで
mona records 5 years...


2.elect-link「木の下で」
elect-linkは本当にオシャレなユニットで勝手に”和製SwingOutSister”と名付けさせてもらってますが、彼らの中でも特に好きなのがこの曲で『Smooth Flavor』っていう自主制作盤でしか聴けないのが本当にもったいないと思います。リリース当時、JALの国際線の選曲を頼まれていて、真っ先に浮かんだのが彼らだったんですが(そしてかかってました)、彼らの音楽はカフェっていうよりも空の上で聴きたいワクワク感に満ちています。
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悲しみの涙は 空に預けて
零れ落ちぬように そっと手で拭って
あれからいくつもの 恋をしたのに
大人になるたびに 守ることを覚えて
伝えたい言葉 うまく見つからない
君の横顔を 見つめるのが精一杯

君と出逢って
君に恋をした
あの木の下で 
また会いたい

真っ赤な夕陽が 心を解いて
優しい温もりが まるで君のよう
挫けそうな時は いつもそばにいて
声を掛けてくれた 君のこと忘れない
伝えたい言葉 うまく見つからない
君の横顔を 見つめるのが精一杯

あの木の下で
あの木の下で
あの木の下で
また会いたい

君と描いた夢は 
あの木の下に埋めたまま  
いつか解き放つのを待って
あの木の下で
また会えるのなら
会いたい
会いたい


3.OishiiOishii「あせない空」
OishiiOishiiは付き合いの長いMusic From The Marsの藤井くんが始めた歌モノユニットで、Marsだとプログレ臭がキツいのでなかなかフォーカスされないのですが、彼のメロディーメーカーぶりは尋常でなく素晴らしく、このグループでその才能はいかんなく発揮されています。ボクの周りで数少ない”ユーミンといったら荒井じゃなくて松任谷だろ”提唱者です。だから彼は信用できます(適当)。
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ざわめく街の荒ぶる音に
メロディーをつけて笑うことは
憧れてたのは違うけれど 
何が憧れか忘れたから
褪せない空の色 
君の胸と夢に届いて響き渡れば
広がる宇宙も夢枕も
全て許されることはないから
とにかく君が笑える日々を 
真夏の夜明けに願おう
褪せない空の色 
君の胸と夢に届いて響き続けば
忘れさせてくれあの涙を 
脱ぎ捨てた服はもう着ないから
浮かれ続けても良いじゃないか 
何もかも捨てたわじゃないから
君が灯した 一つの答えが 
僕の背中を 温めてくれた 
太陽のように


4.PawPaw「黒い森」
最初のモナレコードオーディションで特別賞を受賞して、その後にリリースした1stミニアルバム『いつかの夢』より。最初にこの曲を聴いたときの衝撃は今でも覚えていて、たった3人でここまで広がりのあるサウンドを構築できるんだ、すげえ!って思ってました。バンドによっては替えが利くこともありますが、このバンドについてはこのギターとこのドラム、そしてこの声でないと成立しないミラクルがあると思います。
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小さな溜め息  はぐれた狼は
瞼裏返し  眠る世界

鏡に映る  夢の輪郭も
闇に逃げ出した

ああ  黒い森  一緒に暮らそうよ
あなたを追ってくる  影は来ないから

夜に彷徨う  落ちた星屑は
疲れて泣き出した  眠る世界

遠い明日に  紡ぐ言葉たち
闇を照らしてた

ああ  黒い森  ここからはじめよう
あなたを待ち伏せる  影はもうないから

ああ  黒い森  一緒に暮らそうよ
あなたを追ってくる  影は来ないから


5.The Danny Smith Project「Billy The Stroller」
全編英詞でのカントリーポップ。知性派でありながらエモーショナルな演奏というのは憧れというか、もうかなわないやっていうか白旗振るしかないです。1人を除いてメンバー全員が海外赴任となってしまい、バンド再開のメドも立ってませんが、いつかまた日本で演奏してくれるのを楽しみにしています。
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Billy the boy, you lived in a sweet town.
Billy the boy, you had good friends, parents and your wife.
Go strollin' strollin', we put it away.
Strollin' strollin', never stop again.
Billy the boy, you've got tired of your town.
Billy the boy, you wanted to be a saint like St. Michelle.
Go strollin' strollin', we put it away.
Strollin' strollin'.
And he's gonna sail to the sea, fly with the wind.
Down by the car, up on the roof.
From the morning to the evening all the day.
And he's goin' to Paris.
Billy the boy, now you're away from your town.
Billy the boy, you didn't know how to go and where to go.
But strollin' strollin', we put it away.
Strollin' strollin'.
And he's gonna sail to the sea, fly with the wind.
Down by the car, up on the roof.
From the morning to the evening all the day.
And he's wandering 'round Dublin.
Billy the boy, now you're drunk on beer.
Billy the boy, you lost everything just like the saints.
Go strollin' strollin', we put it away.
Strollin' strollin', never stop again.
Go strollin' strollin', we put it away.
Strollin' strollin'.
And he's still in Dublin.

6.giraffe「朝のきりん」
ジャジーというにはホンワカすぎるし、ポップスというにはジャズすぎるし、程よい中間な感じがオリジナルなグループの代表曲。今回のはヴォーカルが代わっての新録バージョンですが、代わって早々にそのヴォーカルの方が富山に引っ越されたために都内でのライヴもそう頻繁にはできなくなったのですが、ソロ回しがスタジオテイクよりちょっと長めのライヴはぜひ生で観たいところです。
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きりんにのってゆこう さあはやく
からっぽになって どこまでもゆこう
ほら ほら いま うまれたてのような
ぼくらのせかい
きりんにのって たびにでかけよう
わたあめのような 雲をおいかけよう
ほら ほら もうすぐでとどくよ
かぜよふかないで
きりんにのってきたよ 遠くまで
ここからぼくは どこへゆくのだろう
ほら ほら みあげれば星たちが
またたく宇宙
きりんにのってゆこう どこまでも
ぼくらを包む ひろいこの宇宙
ほら ほら 地平線のむこうから 朝がくる
うたいはじめる このいとしい世界


7.スモゥルフィッシュ「珈琲賛歌」
モナレコードにとっても忘れられないグループです。札幌在住の4人組。モナレーベルでのリリースはツアーなど思い出がたくさんありますが、印象的だったのは、PV撮影を札幌でやったときに24時間以上寝ない状態で撮影を続行して、最後に打ち上げをカニ食べ放題の店でやったことです。盛り上がるどころか、疲れていたのに加えてカニだったおかげで本当に誰も口をきかないっていう(笑)。店内にカニを折る「パキッ!パキッ!」という音だけが響き渡っておりました。
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「珈琲を淹れましょう」
ぼんやりひとりごと
「珈琲を淹れましょう」
ぼんやりひとりごと
「珈琲を淹れましょう」
ぼんやり待ちぼうけ
五月雨は優しいから
僕らをつつみこむ
雨が降ればいい
雨が降ればいい
一人では寂しすぎて
二人じゃ多すぎて
「珈琲を淹れましょう」
煙も絵空事
雨が降ればいい
雨が降ればいい.

8.MiyuMiyu「supply」
MiyuMiyuは最初、元ブッキングマネージャーだった浅田くんが見つけてきた女性二人組のアーティストで、実はキャリアもそれなりに長かったりするのですが、そんなキャリアを感じさせない新鮮さをいつまでも保っていて、それは森尻さんの書く曲のレパートリーの豊富さと高木さん(みさぶー)のグルーヴィーなパフォーマンスに依るところが大きいと思ってます。
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君がいる
“うぬぼれ”っていう 深い穴に転がり落ちる想いだよ
君がいる
あの部屋に帰ろう
お箸や靴 二つで一つにはもう少し…
たりないものだけ 補えればいいよね
整わないのは?
二人のリズム 想い 揃えて 行くよ
君と交わす言葉の合間に
優しい呼吸 増えてることに気づいてる
君がいる
足かせのように
思うことは 大事な重さの一つだな
足りないものだけ 補えればいいよね
整わないのは?
二人のリズム 想い 揃えて 行くよ
足りないものなら すぐそばにある
足りないものだけ 補えればいいよね
整わないのは?
                                                 二人のリズム 想い 揃えて 行くよ


9.三輪二郎「しろい魚」
二郎くんと最初の出会いは三村京子というシンガーソングライターを通してだったのですが(三村さんのバックで演奏していたのが二郎くんと足立麗三郎)もう当時から腰が低いんだけどふてぶてしいっていう(笑)よくわかんない感じでしたがその頃から才能は確立していて、自分の中でも数少ない好きな男性弾き語りアーティストの1人です。畠山美由紀さんも好きって言ってたような。



10.城領明子「大阪ニューヨーク」
関西人という人柄か、初めて会ったときからお互いをディスり合うという馴れ馴れしさで成り立っている関係でして、音だけ聴いてるといい歳のオバサンが歌ってるのかと思ってたら意外と若かったのでビックリしたのを覚えています(またディスった)。この曲はそんな彼女の1stミニアルバムから。何回聴いても泣けてきます。そして今だに大阪のニューヨークがどこなんだか教えてくれません。
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ここは大阪のニューヨーク あの太陽が沈んだら
そこは憧れのニューヨーク まるで嘘みたいだろ 嘘みたいだろ

今も抱える大きな夢 ふらふら自転車に乗って
坂を越え振り向くニューヨーク ほんとばかみたいだろ ばかみたいだろ

秋風さわって冷たくなる頬
涙でにじむたくさんの光

ああ、もう、連れて行って
ああ、でも、このままどこに向かって行くのだろう 
教えておくれよ いつか、

ここが大阪のニューヨーク 誰も気付かず通り過ぎてゆく
だけど憧れのニューヨーク なぜかわからないのに わからないのに

大人になって着飾った心
家に帰って何を思うだろう

ああ、もう、連れて行って
ああ、でも、このままどこに向かって行くのだろう
沈んでしまわぬように少しずつそっと
教えておくれよ いつか、

ここは大阪のニューヨーク あの太陽が沈んだら
そこは憧れのニューヨーク ほんとばかみたいだろ
ばかみたいだろ

11.中村英哲「LIGHT」
現在は銀河スープというソロユニットで活動している中村くんの1stソロアルバムより。実はモナを始めて、最初にプッシュしていたアーティストなんです。1人ムーンライダースな曲調(歌い方とか)がとてもよかったです。地味な人柄とかも。ここからモナレコードが始まったと思ってます。
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カーステレオで流したのは
爽やかなラジオ曲
すぐ忘れられるノリのいいアップテンポな曲
二人はドラマみたいにね
悲しくなんてならんように
すっとぼけたボケかまし
小さな心臓ならす
僕はいつも光の後を追って探していたけれど
鳴ってる音を追いかけて
独りぼっちになっていた
咽が渇いたと言っている
あの子と一緒に歩く
道路の向こうの自販機前
間の悪い信号機
光(あかり)が何かを知りたくて
見つけたつもりが見失い
響いた音を追いかけて
独りの僕になっていたのです
今日はジュースを一つずつ買って車へと戻っていく
独りになりわかったのは 守っていた自分だった
胸と咽がギューとね
何かでねえ 絞られる
「あーまたかっ……」って
今日はね 落ち着きをそれを知ったんだ
僕はいつも光の後を追って探していたけれど
鳴ってる音を追いかけて
独りぼっちになっていた
静かに目を閉じ 鳴る音を辿っていくと光ってた
やっぱりあの子は微笑んでて
僕のとなりにあの子いた
光(あかり)が何か知りたくて
見つけたつもりが見失い
響いた音を追いかけて
独りの僕になっていたのです
静かに目を閉じ 鳴る音を辿っていくと
光ってる
やっぱりあの子は微笑んで
僕のそばに あの子がいたのです


12.森川アキコ「泳ぐ人2」
この曲は『おいしいおんがく』シリーズの前身にあたる『素晴らしき自主制作の世界』に収録させていただいた曲です。つまり森川さんとも相当長いお付き合いになるんですね。地味に面白いキャラクター含めて大好きです。森川さんの作る切ないメロディーと伸びやかな歌声の相性がたまらなくてずっと聴いていたい衝動に駆られます。



13.南風「この街へようこそ」
Sound of Shimokitazawaという企画でリリースされたシングルに収録されている作品です(現在は廃盤)。南風はS.S.W.の大森元気くんを中心にビューティフルハミングバードらのメンバーで構成されたいわゆる企画モノのグループで、音源自体も3曲ぐらいしかないのですが、個人的に「オレはこういうのがやりたかったんだよ!」って気付かせてくれたとても大事なバンドです。彼らのおかげでユメオチというバンドを始めようと思ったんです。
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この街へようこそ どうですか新しい暮らしは
離れ離れ 友達 長電話
新しい友達もすぐに出来るよ

この街で始める 初めての一人暮らしは
不安なこと たくさんあるかな
駅むこうに美味しい定食屋があるよ

ララララ
暮らし始めた新しいきみたちを
ぼくは懐かしいのか うらやましいのか
よく分からずに眺めているよ

この街に来た頃の 自分を少し思い出したよ
何もかもが新鮮に見えて
もう何だって出来るなんて思えたよ

この街で繰り広げる きみの愛すべき人生は
ときに辛く 傷つきもするけど
その分だけ何かを学んでいくんだよ

ララララ
描き始めたまっさらなキャンバスを
ぼくは抱きしめたいのか 悔しいのか
よく分からずに追い越していくよ

 地下鉄の路線図の前で
 宝の地図 暗号でも解くように
 わくわくして びくびくして
 きみは誇らしげに歩いて行けばいいんだよ!

この街へようこそ どうですか新しい暮らしは
いつかきみがここを出るとき
きっと大事な大事な場所になってるだろう

ララララ
暮らし始めた新しいきみたちを
ぼくは懐かしいのか うらやましいのか
よく分からずに眺めているよ

ラララ ラララ...


14.Shiggy Jr.「サンキュー」
モナレーベル初の大ヒット作品『LISTEN TO THE MUSIC』誕生前夜の初々しい記録『Shiggy Jr. is not a child.』より。実はこの曲のピアノのバッキングとソロパートのアレンジを自分がやったのですが、デモ音源で間違ってた箇所もメンバーが忠実に再現しててくれたのはココだけの話にしといてください。
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Oh Oh もう帰る時間だ
明日からは日常だ
サンキュー サンキュー
楽しい時間を
とても名残惜しいな
渋滞に巻き込まれ
窓の外を眺める
夕暮れの空のオレンジが綺麗で
連休終わりの疲れ
じとつく真夏の空
楽しく過ごした記憶を思い出し
明日へ一歩 晴れるかな
Oh Oh 波の音が
近くで聴こえる
Oh Oh 憂鬱だな
明日からは日常さ
夕暮れ時の道を行く
ラジオから流れる音楽
素敵なメロディーが心を揺さぶる
開けた窓から香る海
空を飛ぶ青い鳥
この写真に写った空
手を伸ばせば
明日へ一歩 行けるかな
明日も 明後日も その先ずっと
色褪せることない記憶を頼りに
                                                            何回も 何回も 何回も

15.ルルルルズ「POP LIFEalternative version
またまた手前味噌で恐縮ですが、私がユメオチの次に始めたバンドの音源です。しかもちゃんとレコーディングしたワケではなくてリハーサルでの一発録りですのでいろいろと粗い部分もありますが、ご勘弁を。自分のルーツとなるニューミュージックやローラ・ニーロなどに影響を受けた、自分の中でも最もお気に入りの曲で、おそらく歌詞含めて今後これぐらいの曲は書けないだろうなと確信しております。
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僕の心の奥に潜む
壊れそうなものを
一思いに捨ててしまおう
Don't let me see your happiness

明日になれば荷物まとめ
街を出て行く
古い本と新しい靴で
Don't let me see your life

変わっていく空を
ただ眺めながら
果たすことのない約束を
忘れてみた振りしてる

どこを迷って何にためらい
流れていくの
言葉よりも大事なことだよ
Please don't change your life

自分に問いかける
僕はここにいていいの?
後ろめたさより簡単に
見限る覚悟はしてる



16.曽我部恵一「mona recordsクロージングタイム・テーマ」
モナレコードのスタートするタイミングで曽我部さんもローズレコードを立ち上げて、電話で「お互いがんばりましょう!」って話したのがまるで昨日のことのように…とは思いませんが、10年も前だとは信じられないです。店のオープンにあたって曽我部さんはすごく協力してくださって、最初のライヴレコーディングは曽我部さんの弾き語りでした。その音源は『shimokitazawa concert』というアルバムに記録されています(現在、当店で初回盤売っております)。それから数年に渡って曽我部さんの作品が出るたびにモナレコードオリジナル特典として、いろんなモノを作らせてもらいました。『曽我部恵一の食いしん坊バンザイ』や『曽我部恵一の恋愛相談所』などなど、要するに深夜のモナで曽我部さんとウチのスタッフでグダグダ喋っているだけのCD-Rなんですが(笑)。そんな中で最も評判のよかったのが『曽我部×ユキのバカレコトーク』っていうこれまたお互いがくだらないなと思うレコードを持ち寄ってそれをかけながら文句を言うっていうイベントの模様のCD-Rをアルバム『STRAWBERRY』の特典で付けさせていただいたのですが、この特典の最後に「そういえばモナって店を閉めるときの蛍の光的なのってあるの?」ってことでその場で即興で作ってもらったのがこの曲です。どさくさにファルセットでコーラスしているのが私です。

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今日もモナに夜が 音も立てずやってくる
今夜青い夜が 静かに静かにやってくる
明日までの旅 朝がやってくるまで
夢にぶら下がって 明日までの旅